2016-02-13(Sat)
明日は、バレンタインデー
明日は、バレンタインデー

ペット達の口にチョコが入らないように特に注意するのも、うまくいけば明日まででしょうか?
飼い主様、頑張ってくださいね

今朝のニュースで、 『 チョコレート売り場では、2~3年前から男性のお客様が多くなってきました。』 と珍しそうに放送されていました。
日本では、女性が男性に渡すものという流れがありますが、 調べてみると本当はそうではないようですね。
【 バレンタイン 豆知識 】
バレンタイン・デーは、英語では「Saint Valentine’s Day」、訳せば「聖バレンタインの日」という意味です。つまり、バレンタインというのは、人の名前なのです。
西暦3世紀のローマでのことです。皇帝クラウディウス二世(在位268-270)は、若者たちがなかなか戦争に出たがらないので、手を焼いていました。その理由は彼らが自分の家族や愛する者たちを去りたくないからだと確信するようになったクラウディウスは、ついに結婚を禁止してしまったのです。
ところが、インテラムナ(イタリア中部にある町で、現在のテルニ)のキリスト教司祭であるバレンティヌス、英語読みではバレンタインは、かわいそうな兵士たちをみかねて、内緒で結婚をさせていました。それが皇帝の知るところとなったから大変です。
皇帝は、バレンティヌスに罪を認めさせてローマの宗教に改宗させようとしましたが、バレンティヌスはそれを拒否しました。そこで、投獄され、ついには西暦269年2月14日に、処刑されてしまったということです。(270年という説もあります)。
バレンティヌスは、獄中でも恐れずに看守たちに引き続き神の愛を語りました。言い伝えによると、ある看守に目の不自由な娘がおり、バレンティヌスと親しくなりました。そして、バレンティヌスが彼女のために祈ると、奇跡的に目が見えるようになったのです。これがきっかけとなり、バレンティヌスは処刑されてしまうのですが、死ぬ前に 「あなたのバレンティヌスより」 と署名した手紙を彼女に残したそうです。
そのうち、若い男性が自分の好きな女性に、愛の気持ちをつづった手紙を2月14日に出すようになり、これが次第に広まって行きました。
しばらくたつとカードがよく使われるようになり、現在では男女とも、お互いにバレンタイン・カードを出すようになりました。バレンティヌスがしたように「あなたのバレンタインより」(From Your Valentine)と書いたり、「わたしのバレンタインになって」(Be My Valentine)と書いたりすることもあります。現在アメリカでは、クリスマス・カードの次に多く交換されているとか。
【 どうしてチョコレートをあげるの? 】
実は、女性が男性にチョコレートを贈るのは、日本独自の習慣です。 欧米では、恋人や友達、家族などがお互いにカードや花束、お菓子などを贈ります。
では、チョコレートはどこから出てきたかというと、1958年に東京都内のデパートで開かれたバレンタイン・セールで、チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだそうです。そして、今ではチョコレートといえばバレンタイン・デーの象徴のようになってしまいました。
クリスマスもそうですが、キリスト教になじみの薄い日本では本来の意味が忘れられて、セールスに利用されがちのようですね。
自分の命を犠牲にしてまで神の愛を伝え、実践したバレンティヌス・・・。 今年のバレンタイン・デーは、そんな彼のことを思い出してください。