2016-01-11(Mon)
鏡開き
小っちゃい 鏡もち

なぜ鏡餅というの?
昔の鏡に由来します。昔の鏡というのは丸い形をした銅鏡ですが、鏡というのは、天照大神から授かった三種の神器のひとつであり、伊勢神宮をはじめ、鏡をご神体としているところもたくさんあります。鏡餅は年神様の依り代ですから、ご神体としての鏡をお餅であらわし、「鏡餅」と呼ばれるようになりました。
鏡餅が丸い形は円満を、2つ重ねるのはかさねがさねを表しています。つまり、円満に年を重ねるという意味です。
お餅は、古くから神様に供える食物の1つで古い時代のお正月には、毎年平たい丸い餅をお供えしていました。年に一度訪れる年神様にお年玉を与えてもらうためでした。お年玉は「お年魂」で、一年を力強く生きていくために必要な力の源です。
また、鏡餅には、お正月の間歳神様が宿るとも言われます。
【 鏡開き 豆知識 】
お正月の間、年神様にお供えしていた鏡餅をさげて、雑煮やお汁粉にして食べるのが鏡開きです。お餅を包丁で「切る」のは縁起が悪いので、手や木づちでたたいて割って食べます。1年を健やかに過ごせるよう力を年神様からいただく気持ちで食べるもので、お正月の終わりを意味します。
お正月の終わりを意味する鏡開きも終わり、 我が家もまずふたりの子供たちが先週から学校生活に、 そして北海道の学校に通う娘も13日からの学校生活に向けて今日戻っていきました。
雪の中、娘一人でキャリーケースを引いて帰るのは親心としてなんとなく心配だし寂しいので、 休診をいただき院長は付き添い。 日帰り北海道です



北海道の学校近くの風景
お正月気分も本当に終わりです。 明日からはまた通常の生活・仕事スタートです