2016-07-10(Sun)
愛犬を海外へ連れて行くには・・・
年度末や長期休暇前になると、旅行や転勤の都合で 『 愛犬を海外に連れて行くにはどんな手続きがいりますか? 』 との相談があります。
ワンちゃんを海外に連れて行くことは可能ですが、手続きには多少時間と労力が必要なのでご紹介します
ワンちゃんを海外に連れて行く場合、 人間でいう 『出国』は『輸出』 となり、 『帰国』は『輸入』 になります。なので、家畜伝染病予防法および狂犬病予防法に基づき、伝染性疾患を輸出時と輸入時にそれぞれの国に持ち込まないための処置が求められます。
日本を出るための条件
① マイクロチップの装着
② 1回目の狂犬病予防注射
③ 2回目の狂犬病予防注射
(1回目を接種してから30日以降、1年以内に実施)
④ 動物病院で狂犬病の抗体価が十分得られているかの検査
⑤ 出発の7日前までに動物検疫所に連絡
(旅行先によってはもっと早めの連絡が必要な場合も)
⑥ 動物検疫所で①~④について証明書を提出し、輸出検疫証明書を取得する
これだけやってようやく出発です。
( 旅行先の国によっては、さらに別のワクチン接種や検査などの処置を求められることもあります。 必ず、旅行先の国の大使館に入国するための条件を確認してください。 )
日本に帰国する場合
輸入検疫が行われます。40日以内の旅行の場合は、日本を出発する前に帰国申請手続きをする必要があります。そのうえで、旅行先の国の政府機関が発行する健康証明書も求められます。 これらの処置がそろえば、12時間以内の係留を経て、無事帰国できることになります。
ワクチン接種等の手続きを考えると、出発の4ヶ月前には準備をはじめた方がよさそうですね。
手続きも大変ですが、そもそも愛犬がどのくらいの時間フライトに耐えられるかなど、愛犬にとって最善の選択肢は何か、良く考えて決めていただけたらと思います。
ワンちゃんを海外に連れて行くことは可能ですが、手続きには多少時間と労力が必要なのでご紹介します

ワンちゃんを海外に連れて行く場合、 人間でいう 『出国』は『輸出』 となり、 『帰国』は『輸入』 になります。なので、家畜伝染病予防法および狂犬病予防法に基づき、伝染性疾患を輸出時と輸入時にそれぞれの国に持ち込まないための処置が求められます。
日本を出るための条件
① マイクロチップの装着
② 1回目の狂犬病予防注射
③ 2回目の狂犬病予防注射
(1回目を接種してから30日以降、1年以内に実施)
④ 動物病院で狂犬病の抗体価が十分得られているかの検査
⑤ 出発の7日前までに動物検疫所に連絡
(旅行先によってはもっと早めの連絡が必要な場合も)
⑥ 動物検疫所で①~④について証明書を提出し、輸出検疫証明書を取得する
これだけやってようやく出発です。
( 旅行先の国によっては、さらに別のワクチン接種や検査などの処置を求められることもあります。 必ず、旅行先の国の大使館に入国するための条件を確認してください。 )
日本に帰国する場合
輸入検疫が行われます。40日以内の旅行の場合は、日本を出発する前に帰国申請手続きをする必要があります。そのうえで、旅行先の国の政府機関が発行する健康証明書も求められます。 これらの処置がそろえば、12時間以内の係留を経て、無事帰国できることになります。
ワクチン接種等の手続きを考えると、出発の4ヶ月前には準備をはじめた方がよさそうですね。
手続きも大変ですが、そもそも愛犬がどのくらいの時間フライトに耐えられるかなど、愛犬にとって最善の選択肢は何か、良く考えて決めていただけたらと思います。